IT-One RECRUITING

社員紹介 03

ムーブメントを起こすのは
世の中じゃない。
自分からなんだ。

  • T.T

    情報システム本部
    リーダー

  • Profile4年間、地方銀行のサーバ基盤構築、運用保守を担当後、社内システムのクラウド化を担当。情報セキュリティスペシャリスト資格取得(国家資格登録予定)。iSUCより優秀講師の認定を受ける。

やったことがない。だからやる。

アイ・ティー・ワンの全システムをクラウドに移行する。そんな大任を担当することに。クラウドの経験がない彼にとっては未知の領域。開発プロジェクトは、ふつう、ミドルウェアのチーム、ネットワークのチームというように複数のチームで構成される。しかし、社内は1チームのみ。「最初は困りましたね(笑)。ネットワークもミドルウェアもセキュリティもすべてやらないといけないので。でも、もともと難しいことに挑戦することに意味がある、自分を試したいと思って入社したので、やってやろうと。勉強するうちにだんだん楽しくなっていったんです」この挑戦は彼のステージをひとつ押し上げた。クラウド移行を任された1年後、業務で得た知識を活かし、合格率15%ともよばれる情報セキュリティスペシャリストの試験を1度の受験で合格した。

全国3位の、
クラウド移行。

「挑戦って、やらされ仕事になるととつらいですよね。でも、自分の意志でできるようになると途端に楽しくなる。挑戦できる土壌が、この会社にはあると思うのです」クラウド移行は、未経験。それでも、本来は経験豊富な人材に任される「基本設計の構成」という上流工程から提案した。「お前にはまだ早い」とつっぱねる人間は1人もいない。上司のレビューを取り入れながら、プロフェッショナルの品質まで高め上げ、全体設計のほとんどをつくりあげてみせた。さらに、この経験を活かし、IBMのユーザー団体が主催する研修会、iSUC(アイザック)に参加。大勢の参加者が見守る中、社内システムクラウドの移行事例を発表。高評価を得て、50人いるスピーカーのなかから、全国3位にあたる優秀講師賞 【BRONZE】に輝いた。

自分の成長から、
チームの成長へ。

iSUCで得たのは、賞だけじゃない。「ムーブメントを起こそうという社外の方のセッションを聞いて、考え方が変わりました。どれだけ自分一人が成長しても、それじゃあ結局独りよがりでおわることが多くて。周りを巻き込むことで、ひとりでは成し遂げられない、世の中に貢献できる影響をもつプロジェクトになるって聞いて、確かにそうだなと」数人の部下をもつようになり、知識を部下に広めるための勉強会を開催するようになった。ひとりでやるのではなく、メンバーを積極的に巻き込み、ときには自らも巻き込まれるようになった。自分のことで精一杯だったあのころとは、もう違う。「ある先輩も言ってたのですが、最初は自分たちが楽しめることから始めて、どんどん周囲を巻き込んで、やがて会社の成長や世の中に貢献できるプロジェクトをつくっていければと思っています」