業務について

プロジェクトは、個人の技術力よりも、
チームの力で成功に導きます。

アイ・ティー・ワンに舞い込んでくるのは、ビッグプロジェクトばかり。なかには、数万人規模のものも。プロジェクトに関わる全員が、同じ方向を向いて突き進んでいくチームワークが、非常に重要となります。自社のメンバーだけではなく、お客様はもちろん、他社のエンジニアとも連携する。プロジェクト全体を見渡して、自分は何ができるのかを考え、そこに対して積極的に取り組んでいく。それが、チームワークです。配慮は必要ですが、遠慮は必要ありません。経験関係なく、考えが浮かんだらためらわず声に出し、行動に移す。それが、プロジェクト成功への近道であり、キミの成長を促す力となります。

上流工程の要件定義から運用保守まで。
システム基盤構築のぜんぶを、学べます。

汎用ホスト(別名メインフレーム、企業の基幹システムなどに利用する大規模コンピュータ)、分散システム (複数のコンピュータで構築するシステム)を問わず、システム基盤の設計・開発から運用保守まで手がける当社。プロジェクトのすべての工程に関わる技術を習得することが可能。上流工程から携わるため、プログラミングするだけでは得られない、お客様から課題を引き出し解決案を提案するITエンジニアを目指せます。

プロジェクトの流れ

お客様は、いつも困っています。そのお困りごとをITの力によって解決することが、私たちの仕事です。課題は、パソコンと向き合っていても解決しません。膝を突き合わせて、とことんお客様と向き合う。どんな難題でも粘り強くしがみつき、対話と技術力によって最適解をご提案していきます。

1要件定義・設計
たとえば、ある金融機関から「インターネットバンキングシステム向け基盤構築・運用をお願いしたい」という依頼がきたとします。まずはお客様とコミュニケーションをとりながら、ご要望に応えるためには、どのようなハードウェア(設備)やソフトウェア(機能や性能など)が必要なのかという要件を定義します。要件が固まったら、実現に向けてどのようなプログラムでつくっていかを設計します。
主な業務： RFP作成(提案依頼書)・評価、ハードウェア選定、ソフトウェア選定、基本設計、運用設計、基盤設計etc
2構築・開発
設計に基づき、ハードウェアのセットアップ、OSやミドルウェアのインストールおよび設定、さらにプログラミングをチームで協力しながら実施していきます。お客様先企業の業務効率化をはかるためのシステム基盤の構築です。開発の知識だけではなく、お客様がどのような業務をしているのかを理解することが非常に重要となります。
主な業務： OS、ミドルウェア、ネットワーク、セキュリティ、制御プログラム、仮想化システムの構築・設計・カスタマイズetc
3テスト・導入
構築・開発したシステム基盤が要件定義・設計どおりに動作するか、お客様の既存システムと連携したときに不具合が起こらない等をテストします。バグがあれば原因を追求して、ひとつずつ解決。問題なく動作することが確認され次第、スケジュールに従って導入します。
主な業務：性能評価・各種テスト、移行リハーサル、本番移行etc
4運用・保守
システム基盤を導入して終了ではなく、むしろここからがスタートです。システムを安定的に稼働させるための運用をご提案していきます。
主な業務：運用設計の提案、ハードウェア・ソフトウェアの更新、セキュリティの強化etc

スキル領域

SEにとって欠かせないスキルが得られます。

Communication: 最適なITサービスの提案をするためには、お客様と対話を繰り返すことで、問題や課題、要望をどれだけ引き出せるかが重要です。多くの方と交流するプロジェクトの経験を通じて、「質問力」や「ビジネスコミュニケーション力」が身につきます。
Documentation: 大規模案件になると、プロジェクトチームの数も人数も自然と多くなります。それぞれが最高のパフォーマンスを発揮するための意思疎通の手段のひとつが文書です。ドキュメントレビューの経験を重ねることで、「伝わる文書力」が鍛えられます。
Presentation: どれほど良い提案であっても、お客様を納得させられなければ実現はできません。上流工程では、お客様に直接ご説明を差し上げたり、お客様と同じ立場で他社の説明を受ける機会も多く、「プレゼンテーションスキル」「論理的思考能力」が磨かれます。
Technical: アプリケーション共通基盤、セキュリティ、データベース、ネットワーク、プラットフォーム、システム管理、運用管理、業務アプリケーション開発など、「多彩なIT専門スキル」を習得できます。
Management: プロジェクト計画、コスト管理、品質管理、リスク管理、組織調達など、メンバーをまとめあげ、プロジェクトを成功に導く「マネージメントスキル」が身につきます。